天理教と雅楽 其の二

雅楽の文字は、中国でも朝鮮半島でも古来より用いられててきたが、現代の日本でいう雅楽は、古来より日本人が培ってきた音楽とアジア大陸の各地で生まれ育てられてきた、およそ1400年以前より、順次日本に伝えられた音楽とが融合し、平安時代に整えられたものをいいます。

楽曲や音楽形式などに多くの消長はあったが、宮廷祭祀や貴族の嗜好として。
また寺院、神社などの宗教儀礼にも取り入れられ、連綿と受け継がれてきたものである。

明治維新後は、広く民間でも雅楽を習得出来るようになり、神道を国家の宗教とする政策(国家神道)にともない、雅楽は神道の典礼の音楽として隆盛となりました。

更にこのような中に一芸術としての地位をえるようにもなった。

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