大乗仏教と小乗仏教とは何か?

今回は天理教や新宗教とはことなることを書きます。
というのもタイトルにあるように何がどう違うのかいまいちわからないからなんです。
大乗は北伝とも言われ、サンスクリット語の仏典が主に翻訳され中国、朝鮮半島、日本と伝わって来ました。
小乗は南伝とも上座部とも言われパーリ語仏典が主に翻訳され、スリランカ、ミャンマー、タイという具合に東南アジア諸国に伝えられました。
お釈迦様は81歳で亡くなられ(入滅)ました。仏典というのはガヤー村のピッパラ (pippala) 樹の下で悟りをひらきその後お弟子さんたちに説いた教えをまとめたものだと解釈してます。
それらのまとめたものは八万四千のお経があると言われており、直接お釈迦様の口から説かれたものを小乗教典。お釈迦様の教えに従って教えをより深く説き明かしていって作られたお経や注釈書が大乗教典と呼ばれているようです。
これらが北と南に分かれて時代とともに解釈が変わっていった。というぐらいのことなんでしょうか。
小乗は出家しないと涅槃の世界にはいけないと思っていたんですけど、小乗でも出家しなくても阿羅漢になれるということらしく、だんだんややこしくなってきました。

大乗仏教と小乗仏教の根本の違いはこの点だと思っていたんですけど、実際は違うようです。

やはり仏教という枠組みで考えること自体が無謀という一言でかたづけられるということなんでしょうか…

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