大本教 民衆は何をもとめていたのか

1月6日にEテレで「大本教 民衆は何をもとめていたのか」という番組が放送されました。
なかなかおもしろかった。というのが素直な感想です。
ちょうどコメンテーターとして出演されている安丸良夫先生の『出口なお』朝日選書。を読んだばかりだったので、内容についていくこともできましたし、考えさせられる箇所も多かった。

下記にNHKのホームページの記事を記載しておきます。
http://www.nhk.or.jp/nihonjin/schedule/0106.html
幕末から明治維新後、各地でうまれた民衆宗教。なかでも大本教の開祖・出口なおは、近代化のなかで疎外された民衆の声を「お筆先」で表し、「立て替え」「立て直し」と呼ばれる独自の終末観を唱えた。これを引き継いだ出口王仁三郎は皇道主義のもと、大正維新、昭和維新を掲げ、秋山真之ら海軍上層部にも信者を獲得、飛躍的に教団を拡大していった。しかし、特高警察によって2回にわたる弾圧を受ける。 大本教は、明治維新後の近代化をどのようにとらえていたのか。なぜ国家から危険視されたのかー。 番組では北海道大学准教授の中島岳志さんが亀岡、綾部など大本教ゆかりの地を訪ね、近代日本の民衆思想に分け入り、弾圧事件の真相に迫る。

 【出演】中島岳志(北海道大学准教授)、安丸良夫(一橋大学名誉教授)、島薗進(東京大学教授)、三宅民夫アナウンサー

このブログの人気の投稿

天理教教祖誕生祭

島薗進先生のブログ

日本人の死生観を読む